Menu

音読のすすめ

頭で考えるだけではなく、書くことで記憶が定着すると前述しましたが、音読することも脳を活性化させる良い手段です。脳科学分野において、音読をしている間は前頭前野が活発化することがわかっています。前頭前野は、思考力や判断力を司る脳の司令塔とも言うべき役割を担っており、記憶する、考える、感情をコントロールする、創造するなど、実にたくさんの働きをしています。

さて、幼児期に英語の絵本を読み聞かせることは有効な手段ですが、幼稚園や小学校にあがったくらいの子供たちには、ぜひ音読をさせてみてください。英語が苦手な親御さんは、動画サイトや読み聞かせアプリなどを利用すると良いです。最初から長文を読ませても、子供はわけがわからず英語に対して抵抗感を覚えるだけですから、一文一文丁寧に読み進めます。選ぶ絵本としては、できるだけ同じフレーズが繰り返されているものから始めると良いでしょう。同じフレーズが、韻を踏んで繰り返され、ちょっと口ずさめば歌にでもなるような、そんなリズミカルな文章で、なおかつ最初から最後までに様々な色表現がでてきたり、たくさんの動物がでてきたりと、テーマが絞られているものが取り組みやすいです。

音読をする時には、日本語で良いので、きちんと文章の意味を教えてください。意味が分かって音読することで、何度も繰り返すうちになんとなく正しい文法や語順というのが分かるようになります。それを、私たちが中学高校で先生から習うような文法表現で説明しなさいと言われたら、それはできませんが、英会話を楽しむにあたって、細かい文法を理解しているかどうかはあまり重要ではありません。例えば「I like an appple.(私はリンゴが好きです)」という会話文において、「an apple」とすべき所を「a apple」と言ってしまっても、会話の中でいちいち指摘をしてくる相手は早々いませんが、「I an appple like.」と語順が変わってしまっては相手に意図が伝わらないだけでなく、その後の会話が続くかどうかも危うい状況に追い込まれます。

 

ちなみに音読は、幼児のうちは歌を歌ったり、リズムに乗って読んだりという方法で構いません。第一に耳を作ること、第二に声を出す(音読する)ことを実践してみてください。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *